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血液型不適合の腎移植

今、血液型不適合でも移植が出来る時代になりました。
私もその中の1人で、そのことを多くの人に知ってもらいたくこのホームページを作ったのです。

ここでは、血液型不適合移植とはどういうものなのか?
ということを記載しています。

血液型不適合移植にも2種類あります。

赤血球の型である血液型の違いは、レシピエント(受ける側)とドナー(提供者)との
移植の相性には全く関係しないとされていますが、ドナーとレシピエントの血液型が
異なる場合の移植についてのことを紹介します。

血液型不適合

ドナー(腎移植者) レシピエント(腎提供者)
A型 B型、O型
B型 A型、O型
AB型 A型、B型、O型

血液型不一致

ドナー(腎提供者) レシピエント(腎提供者)
A型 AB型
B型 AB型
O型 A型、B型、AB型

※血液型不一致は血液型が適合している移植とほぼ同じ移植手術で行うようです。

血液型不適合の腎移植方法

抗血液型抗体の除去

腎移植を受ける人の血液の中にはドナーの血液型に対する抗血液型抗体があります。
この抗体があると移植した腎臓にくっつくことにより腎臓を破壊し移植後すぐ尿がでなくなるようです。
これを防ぐために移植前に血漿交換を3~4回することで抗血液型抗体を除去します。

※血漿交換とは:血液中の血漿といわれる液体成分を透析の技術で献血された血漿と交換する方法

脾臓の摘出

移植の手術時に脾臓を同時に摘出します。
脾臓は胃の裏側にある臓器で、その働きのひとつにリンパ球の貯蔵庫としての役割があるようです。
抗血液型抗体はリンパ球から作られますので脾臓を摘出することによって
移植後に抗体を作られにくくします。

免疫抑制法

移植し、初めの頃は強力に免疫抑制が実施されます。
免疫力を抑制することによって抗血液型抗体が作られないようにします。
移植腎が動きだし拒絶反応がなければ最終的に血液型適合腎移植と
同じ免疫抑制剤の量になります。

血液型不適合で腎移植した場合の輸血方法

血液型不適合で腎移植を受けた場合、輸血を受けるときには以下の注意が必要です。

赤血球は自分の血液型の赤血球を輸血をします。

また血漿の場合は、本人の血液型にかかわらず常にAB型を使用。
これは、輸血によってドナーの血液型に対する抗体が、体内に入るのを防ぐためで、
拒絶反応防止のため非常に重要です。

他の病院で輸血を受ける場合は、しっかり自分の状態を伝えましょう。
そして、周りの人にも知っておいてもらいましょう。